Backlog vs Redmine
料金・評価・機能を項目ごとに比較しました。
掲載情報: 2026年3月時点
結論: どちらを選ぶべきか
BacklogとRedmineは、日本国内で高い知名度を持つプロジェクト管理・課題管理ツールですが、その設計思想と対象ユーザーは大きく異なります。
2
Backlog
優勢
2
引き分け
1
Redmine
| 比較項目 | Backlog | Redmine |
|---|---|---|
| 料金モデル | 無料プランあり | 完全無料 |
| 月額料金 | $18/月〜 | $0/月〜 |
| 無料プラン | あり | あり |
| 無料トライアル | あり | なし |
| G2評価 | 4.5/5.0 | 3.9/5.0 |
| レビュー数 | - | 159件 |
| 日本語対応 | 対応 | 対応 |
| API | あり | あり |
| プラットフォーム | Web, iOS, Android | Web |
主な機能の比較
Backlogの機能
Redmineの機能
ユーザーの声
「backlog.comは競合ツールを評価した結果、明確な勝者となった。アジャイルアプローチを非常にうまくサポートし、整ったデザインで使いやすい(Ivan B.、ITサービス業・マネージングコンサルタント)」
— マネージングコンサルタント、ITサービス業
「ガントチャートで管理することでタスクの対応漏れが減りました。視覚的に見やすく、使いやすい(その他専門職、20〜50名規模のサービス業)」
— その他専門職、中小サービス業
「「誰が・何を・いつまでに」が分かりやすく、チーム全員で状況を共有しやすい(IT管理者、1000名以上の化粧品製造業)」
— IT管理者、大企業・製造業
「RedmineはBugトラッカーとして強力なシステムであり、CMSとしても使えるほど柔軟性がある(Jose Miguel S.、ソフトウェア開発チームマネージャー)」
— ソフトウェア開発チームマネージャー
「ワークフロー、トラッカー、カスタムフィールドを細かく設定可能で、プロジェクトごとに運用ルールを変えられる(IT管理者、1000名以上規模)」
— IT管理者、大企業
「技術スタックが非常に古く、安全にアップグレードするには高い専門知識が必要。軽量なアプリでWikiも統合されているが、保守コストが課題(Sofia B.、シニアテストエンジニア)」
— シニアテストエンジニア、IT企業
Backlog vs Redmine 比較まとめ
BacklogとRedmineは、日本国内で高い知名度を持つプロジェクト管理・課題管理ツールですが、その設計思想と対象ユーザーは大きく異なります。
Backlogは福岡に拠点を置くNulab社が2006年にリリースした国産クラウドSaaSです。直感的なUIと日本語対応の充実したサポートが最大の強みで、ITリテラシーに関わらずチーム全員がすぐに使い始められる点が評価されています。料金体系はユーザー数に関わらず定額のフラットプライシングを採用しており、スタンダードプランなら月額16,000円で(推奨最大1万人までの)実質無制限ユーザーが利用可能です。GanttチャートやKanbanボード、バーンダウンチャートを標準搭載し、GitおよびSVNリポジトリをプラットフォーム内に完全統合している点は開発チームに特に好評です。G2レビューでは4.6/5(381件)という高評価を獲得し、ユーザー満足度は90%に達しています。
一方、RedmineはJean-Philippe Langが2006年に開発したオープンソースのプロジェクト管理ツールで、ライセンス費用が無料である点が最大の特徴です。ワークフロー・トラッカー・カスタムフィールドの細かい設定や豊富なプラグインによる高度なカスタマイズが可能で、自社サーバーへのインストールによりデータを完全に自社管理できます。ただし初期の環境構築にはRuby on Rails等の技術知識が必要で、UIの古さや学習コストの高さが課題として挙げられます。公式サポートはなくコミュニティ依存のため、障害発生時の対応速度に不安が残ります。
選択の軸は「すぐに使える利便性・サポート重視か」vs「コスト抑制・高カスタマイズ・データ自社管理重視か」にあります。非エンジニアも混在するチームや即日導入を求める企業にはBacklog、エンジニア主体で独自要件が多い組織や費用を抑えたい企業にはRedmineがそれぞれ適しています。
主な違い
- ! 【ホスティング形態】BacklogはNulab社が運営するクラウドSaaSで、アカウント登録後すぐに利用開始できます。RedmineはオープンソースでRuby on Railsベースのセルフホスト型が基本であり、サーバー構築・インストール・初期設定に技術的知識が必要です。My Redmineなどのクラウドホスティングサービスを使えば即時利用も可能ですが、そのメリットはBacklogと同様のSaaS体験に近づける代わりに追加コストが発生します。
- ! 【料金モデルと総所有コスト】Backlogはユーザー数に関わらず定額のフラット料金(スタータープラン月額2,700円〜)を採用しており、上位プランほどユーザー数上限が緩和されます。Redmineのソフトウェア自体は無料ですが、自社サーバー費用・インフラ管理コスト・プラグイン費用・エンジニアの工数が別途発生し、TCO(総所有コスト)は場合によってはBacklogを超えることがあります。My Redmine利用時は月額3,300円(5ユーザー)〜の料金が発生します。
- ! 【UI・UXと習熟コスト】Backlogは日本のユーザーに最適化された直感的なUIを持ち、ITリテラシーが高くないメンバーでも数時間で操作できます。G2レビューでは「Easiest to Use」として評価されており、ユーザー満足度は90%(312レビュー)です。Redmineは機能的には充実していますが、デフォルトのUIは「古くて地味」という声が多く、設定項目の専門用語(トラッカー・バージョン・ロールなど)の理解に学習コストが生じます。
- ! 【バージョン管理の統合度】BacklogはGitとSVNリポジトリをプラットフォーム内に完全統合しており、課題とコミット・プルリクエストを一元管理できます。ソースコードのホスティングから差分閲覧・レビューまでBacklog内で完結します。Redmineもリポジトリブラウジング機能を持ちますが、コードのホスティング自体は外部に依存するケースが多く、Backlogほどシームレスな統合体験は得られません。
- ! 【カスタマイズ性と拡張性】Redmineはオープンソースであるためソースコードレベルでの改修が可能で、ワークフロー・トラッカー・カスタムフィールドの細かい設定や数百のプラグインによる機能拡張ができます。複雑な承認フローや独自の課題ライフサイクルを持つ組織に適しています。Backlogのカスタマイズ範囲は限定的で、カスタムフィールドや通知設定は可能ですが、プラグインエコシステムはなく、高度なワークフロー自動化は外部ツール(Zapier等)との連携が必要です。
- ! 【サポートと日本語対応】BacklogはNulab社による公式の日本語サポート(メール・チャット)を提供しており、G2のサポートスコアは8.8/10です。日本語ドキュメントや導入支援コンテンツも充実しています。Redmineは公式サポート窓口がなく、問題解決はコミュニティフォーラムや自己解決に依存します。国内ではRedmineの書籍やコミュニティが存在しますが、レスポンス速度や品質は保証されません。
選び方ガイド
Backlogがおすすめの人
- ▶ IT系・Web制作・デジタルマーケティングなど、非エンジニアも混在するチームでプロジェクト管理を即日始めたい企業
- ▶ 複数プロジェクトを並行管理するスタートアップや成長期の中小企業で、ユーザー数増加に伴うコスト増を避けたい場合(スタンダードプランで実質無制限ユーザー・月額16,000円)
- ▶ Gitリポジトリとタスク管理を一元化して、開発・デザイン・ディレクションの三者間コミュニケーションを改善したいWeb開発チーム
- ▶ 日本語での充実したサポートを重視し、問題発生時に素早くサポートを受けたい国内企業
- ▶ アジャイルとウォーターフォールを組み合わせたハイブリッド型の進捗管理(カンバン・ガントチャート・バーンダウン)が必要な小〜中規模開発チーム
Redmineがおすすめの人
- ▶ 自社サーバーやプライベートクラウドにデータを置くことが社内規定やコンプライアンス上必須となっているシステム開発会社や金融・医療系企業
- ▶ エンジニアリングチームが主体で、Ruby on Railsに精通した担当者がいるため、プラグインやソースコード改修による高度なカスタマイズを行いたい組織
- ▶ コスト最優先の中小企業やスタートアップで、初期費用・ライセンス費用をゼロに抑えてプロジェクト管理ツールを導入したい場合(My Redmineクラウド版は月3,300円〜)
- ▶ 独自の複雑なワークフロー・承認フロー・カスタムフィールドが多数必要な製造業・建設業・官公庁など、Backlogの標準機能では要件を満たせない企業
- ▶ 既存のオープンソースエコシステム(GitLab、Jenkins等)と連携した開発パイプラインを構築しており、既存インフラとの統合を優先するエンジニアリング組織
よくある質問
BacklogとRedmineはどちらが日本企業に向いていますか?
Backlogの料金プランはどうなっていますか?
Redmineはクラウドとオンプレミスどちらで使えますか?
BacklogとRedmineのバージョン管理機能はどう違いますか?
Redmineのカスタマイズ性はどの程度ですか?
Backlogはアジャイル開発に対応していますか?
BacklogとRedmineのサポート体制の違いは何ですか?
どのような規模の組織にBacklogは最適ですか?
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