Deel vs Remote
料金・評価・機能を項目ごとに比較しました。
掲載情報: 2026年3月時点
結論: どちらを選ぶべきか
DeelとRemoteは、現地法人を設立せずに海外人材を雇用できるEOR(Employer of Record/雇用代行)プラットフォームの二大巨頭です。どちらも2019年創業で、EOR・コントラクター管理・グローバル給与計算という基本構成は共通していますが、公開価格と対応国数を並べると性格の違いがはっきり出ます。
2
Deel
優勢
2
引き分け
1
Remote
| 比較項目 | Deel | Remote |
|---|---|---|
| 料金モデル | 従量課金 | 従量課金 |
| 月額料金 | $49/月〜 | $29/月〜 |
| 無料プラン | なし | なし |
| 無料トライアル | なし | なし |
| G2評価 | 4.8/5.0 | 4.6/5.0 |
| レビュー数 | 5,900件 | 1,300件 |
| 日本語対応 | 対応 | 非対応 |
| API | あり | あり |
| プラットフォーム | Web, iOS, Android | Web |
主な機能の比較
Deelの機能
Remoteの機能
Deel vs Remote 比較まとめ
DeelとRemoteは、現地法人を設立せずに海外人材を雇用できるEOR(Employer of Record/雇用代行)プラットフォームの二大巨頭です。どちらも2019年創業で、EOR・コントラクター管理・グローバル給与計算という基本構成は共通していますが、公開価格と対応国数を並べると性格の違いがはっきり出ます。
Deelは公式サイトで「150か国以上」でのプラットフォーム対応を掲げつつ、法的な正社員雇用(EOR)については「130か国以上」と区別して記載しています。価格はすべて「Starting at」表記で、コントラクター管理が1人月額49ドル、EORが1人月額599ドル、Contractor of Recordが325ドル、US PEOが125ドル、採用管理(Find talent)が14ドルという構成です。製品はDeel Payroll・Deel HR・Deel IT・Deel Benefits・Deel Hire・Deel Mobility(ビザ対応)の6本立てで、給与から端末支給、ビザまで守備範囲が広いのが特徴です。日本語サイト(deel.com/ja/)を持ち、G2では4.8/5(約5,900件)と圧倒的なレビュー数を集めています。
Remoteは対照的に、EORを「90か国以上」と控えめに公表する代わりに、価格を「Starting at」なしの確定額で出しています。EORが1人月額699ドル、給与計算とコントラクター管理がそれぞれ29ドル、Contractor Management Plusが99ドルです。最大の強みは「全ての進出市場で自社エンティティを保有し、給与計算も社内チームが行う(パートナー網に依存しない)」と明言している点。さらに請求通貨12種のなかに日本円(JPY)が含まれ、日本の国別ページでもEOR 699ドル/人月と明示されています。
選択の軸は「対応国の広さと製品の多さ」vs「自社エンティティによる一貫性と価格の確定性」です。
主な違い
- ! 【対応国数の数え方】Deelはプラットフォーム全体で「150か国以上」、法的雇用(EOR)に限れば「130か国以上」と2つの数字を使い分けています。RemoteはEORを「90か国以上」と公表。同じ土俵で比べるならEOR基準でDeel 130+ > Remote 90+ となり、採用候補国が新興国まで広がるほどDeelの分母が効いてきます。
- ! 【EOR価格の出し方】DeelのEORは「Starting at 599ドル/従業員・月」と最低価格表記なのに対し、Remoteは「699ドル/従業員・月」と“Starting at”を付けない確定価格で掲示しています。額面はDeelが安く見えますが、Deel側は上限が非公開のため実際の見積もりで逆転する可能性があり、予算の読みやすさではRemoteに分があります。
- ! 【自社エンティティかパートナーか】Remoteは「進出する全市場で自社保有エンティティを持ち、給与計算は社内チームが行う。パートナーネットワークを使わない」と公式に明記しています。Deelはこの点を同じ表現では打ち出していません。責任の所在を一社に集約したいコンプライアンス重視の企業には、Remoteの明示的な宣言が判断材料になります。
- ! 【日本円建て請求】Remoteは料金ページで請求可能な12通貨(USD, EUR, GBP, CAD, AUD, NZD, SGD, CHF, JPY, SEK, NOK, DKK)を明示しており、日本円建ての請求に対応します。さらに日本の国別ページでEOR 699ドル/人月を公表しています。Deelは日本語サイトを持つものの、日本国別の価格ページは公開されていません。
- ! 【製品ラインアップの広さ】DeelはDeel Payroll/Deel HR/Deel IT/Deel Benefits/Deel Hire/Deel Mobilityと6製品を展開し、給与だけでなく端末支給(Deel IT)やビザ対応(Deel Mobility)まで内製しています。RemoteもDevice ManagementやMobility & Relocation、Compliance Watchtowerを持ちますが、Deelは採用(月14ドル)から入口を用意している点が異なります。
- ! 【レビューの厚み】G2ではDeelが4.8/5(約5,900件)、Remoteが4.6/5(約1,300件)です。Deelのレビューでは「人数が増えるとコストのスケールが悪い」という価格面の指摘と、サポート応答時間のばらつきが繰り返し挙がる傾向があります。導入前に自社の想定人数での見積もりを取ることが、どちらを選ぶにせよ重要です。
選び方ガイド
Deelがおすすめの人
- ▶ 採用候補国が新興国まで広く、EOR対応130か国以上というカバレッジの広さが要件になるグローバル採用チーム
- ▶ コントラクター管理(月49ドル〜)から小さく始め、後からEORへ広げる段階的な導入を想定している企業
- ▶ 雇用だけでなく端末支給(Deel IT)やビザ手続き(Deel Mobility)まで同一ベンダーに寄せたい人事・情シス部門
- ▶ 日本語の管理画面とサイトが必要で、人事・経理チームが英語運用に不安のある国内企業
- ▶ 導入事例やレビューの蓄積を参照しながら意思決定したい企業(G2 4.8/5・約5,900件)
Remoteがおすすめの人
- ▶ EORの月額を確定価格(699ドル/人月)で把握し、稟議・予算計画を先に固めたい経営管理部門
- ▶ 第三者パートナーを挟まず、自社エンティティと社内給与チームで一貫対応する体制を重視するコンプライアンス志向の組織
- ▶ 日本円建てでの請求を希望し、為替や海外送金の処理を減らしたい経理部門
- ▶ 海外コントラクターへの支払い(月29ドル〜)を主目的とし、正社員EORは当面必要としない企業
- ▶ 採用国が欧米中心で、EOR 90か国以上のカバレッジで十分に足りるスタートアップ・中堅企業
よくある質問
DeelとRemoteのEOR料金はどちらが安いですか?
対応国数はどちらが広いですか?
日本円で請求してもらえますか?
Deelはどんな製品を提供していますか?
Remoteが「自社エンティティ」を強調しているのはなぜですか?
コントラクター(業務委託)管理だけの利用はできますか?
レビューではどんな不満が挙がっていますか?
同じカテゴリの他のツールも比較
PR