Deel vs Rippling
料金・評価・機能を項目ごとに比較しました。
掲載情報: 2026年3月時点
結論: どちらを選ぶべきか
DeelとRipplingは並べて比較されることが多いHRプラットフォームですが、価格の見せ方から製品構造まで、思想がはっきり分かれます。
1
Deel
3
引き分け
1
Rippling
| 比較項目 | Deel | Rippling |
|---|---|---|
| 料金モデル | 従量課金 | サブスクリプション |
| 月額料金 | $49/月〜 | $8/月〜 |
| 無料プラン | なし | なし |
| 無料トライアル | なし | なし |
| G2評価 | 4.8/5.0 | 4.8/5.0 |
| レビュー数 | 5,900件 | 3,300件 |
| 日本語対応 | 対応 | 非対応 |
| API | あり | あり |
| プラットフォーム | Web, iOS, Android | Web, iOS, Android |
主な機能の比較
Deelの機能
Ripplingの機能
Deel vs Rippling 比較まとめ
DeelとRipplingは並べて比較されることが多いHRプラットフォームですが、価格の見せ方から製品構造まで、思想がはっきり分かれます。
Deelは製品と価格を細かく分けて公開しています。採用管理(Find talent)が1人月額14ドル、コントラクター管理が49ドル、US PEOが125ドル、Contractor of Recordが325ドル、EORが599ドルという「Starting at」表記の積み上げ式です。製品はDeel Payroll・Deel HR・Deel IT・Deel Benefits・Deel Hire・Deel Mobilityの6本立て。プラットフォーム全体で150か国以上、法的雇用(EOR)は130か国以上に対応し、40,000社以上が利用していると公表しています。日本語サイトがあり、G2は4.8/5(約5,900件)です。
Ripplingは対照的に、公式サイトで価格を一切公開していません。料金ページは「必要なサービスを教えてくれれば個別見積もりを送る」という設計で、見積もりフォームには企業規模の選択肢(1-10/11-50/51-250/251-1000/1001+)が用意されています。強みは徹底したモジュール構造で、HRIS・採用・人事評価・学習管理・勤怠に加え、IT側のIdentity & Access Management/Device Management/Inventory Management、さらにExpense ManagementやCorporate Cards、Bill Payといった財務モジュールまで揃います。基盤にはWorkflow Studio、App Studio、Compliance 360などが含まれ、従業員データを起点に入退社の自動化を組み立てられます。G2は4.8/5(約3,300件)。
選択の軸は「海外で人を雇う機能が要るか」vs「社内の人事・IT・経費を1つの基盤に統合したいか」です。両者は補完関係にあり、併用する企業もあります。
主な違い
- ! 【価格の公開度】Deelは製品ごとに「Starting at 14ドル/49ドル/125ドル/325ドル/599ドル」と最低価格を公開しています。Ripplingは公式サイトに一切価格を掲載しておらず、「必要なサービスを教えてください、カスタム見積もりを送ります」という完全な見積もり制です。第三者メディアが引用する「1ユーザー月額8ドル〜」という数字はRippling公式サイトには存在しないため、公式価格として扱うべきではありません。
- ! 【IT・デバイス・経費の統合】RipplingはIdentity & Access Management、Device Management、Inventory Managementに加え、Expense Management、Corporate Cards、Bill Pay、Travelといった財務モジュールまで単一基盤に載せています。入社時の端末発送とアカウント発行、退社時の一括停止を自動化でき、情シスと経理の工数削減に直結します。DeelにもDeel ITはありますが、経費・法人カードまで含む構成ではありません。
- ! 【EOR(雇用代行)の重心】Deelは現地法人なしで正社員を雇用するEORが事業の中核で、法的雇用130か国以上・プラットフォーム150か国以上を公表しています。RipplingもEmployer of Record/Contractor of Record/Global Payrollのモジュールを持ちますが、あくまで統合プラットフォームの一機能という位置づけです。海外雇用そのものが主目的ならDeelの実績とレビュー数が判断材料になります。
- ! 【自動化の作り込み】RipplingはWorkflow Studio(業務フロー構築)、App Studio(カスタムアプリ構築)、Compliance 360、Dynamic permissions & approvals management といった基盤機能を持ち、自社の運用ルールに合わせて自動化を組み立てられます。Deelは雇用・支払い・コンプライアンスの実行に機能が集中しており、汎用的なワークフロービルダーを主眼にはしていません。
- ! 【日本語対応】Deelは日本語サイト(deel.com/ja/)を提供しており、国内の人事・経理担当者が日本語で情報収集できます。Ripplingは日本語対応を明示していないため、導入するなら英語での運用体制が前提です。従業員全員が触れるシステムとして全社導入する場合、この差は問い合わせ工数に直結します。
- ! 【レビューで指摘される弱点】G2の評価はDeel 4.8/5(約5,900件)、Rippling 4.8/5(約3,300件)と同水準です。ただし指摘される弱点は異なり、Deelは「人数増加に伴うコストのスケール」、Ripplingは「価格の不透明性」が繰り返し挙がります。後者は公式が価格を一切公開していない事実と整合しており、見積もり取得を早めに行う必要があります。
選び方ガイド
Deelがおすすめの人
- ▶ 現地法人を設立せずに海外で正社員を雇用したい企業(法的雇用130か国以上、プラットフォーム150か国以上)
- ▶ 導入前に費用の目安を把握したく、公開されている最低価格をもとに予算を組みたい経営・経理部門
- ▶ 日本語サイトと日本語での情報収集が必要な国内企業
- ▶ ビザ手続き(Deel Mobility)や海外への端末支給(Deel IT)まで同一ベンダーに寄せたい人事・情シス部門
- ▶ 採用管理(月14ドル〜)やコントラクター管理(月49ドル〜)から小さく始めたい成長期の企業
Ripplingがおすすめの人
- ▶ 入退社に伴うアカウント発行・端末手配・権限剥奪を自動化し、情報システム部門の工数を削減したい企業
- ▶ 人事データ・給与・IT資産・経費精算・法人カードが別々のツールに散在しており、単一基盤に統合したい組織
- ▶ Workflow StudioやApp Studioで自社独自の承認フロー・自動化を作り込みたい、運用設計に投資できる企業
- ▶ 従業員数が数百名規模に達し、モジュールを組み合わせた最適構成を個別見積もりで詰めたい企業
- ▶ 社内の運用担当者が英語でのシステム操作に問題なく、日本語UIを必須としないチーム
よくある質問
Ripplingの料金はいくらですか?
DeelとRipplingは競合しますか?
Ripplingではどこまで自動化できますか?
Ripplingは日本で使えますか?
Deelの価格構成はどうなっていますか?
両方を併用するメリットはありますか?
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